かわいいって正義

松竹座の住人(仮)

'17卒 Jr.担の就活日記

 

以前にTwitterで「就活日記書きたいなぁ」と呟き、ちゃんと有言実行しようとはてなブログ始めました。

えまと申します、以後お見知りおきを。

(とはいえ、Twitterが気楽だからブログはこれっきりかな)

 

"ジャニオタと就活"をテーマに文章書いてる方ってググったら結構いらっしゃるんだけど、Jr.担で書いてる方ってほとんど見ないなぁ、しかも関西Jr.担は私が見た限り見たことない!と思って、自分の記録用兼、今後就活される関西担の方(もちろんJr.担、デビュー組担の方にも)の参考に少しでもなればいいなと考え、このブログを書いている次第です。

 

まず、最初に伝えたい!

就活中だからって現場は我慢しなくていいよ!それが原因で内定もらえませんでしたというクレームはお受けできませんが

私は現場に通いながら、入社したいと思える企業から内定が出て、無事に就活を終えることが出来たので、あくまで結果論にはなっちゃうんですが、内定をもらえるに至った選考と現場の量の兼ね合いは後々書いてます。

 

 

 

まず、"就活"って何ぞやってところから始めようと思うんですけど、読んで字のごとく「就職活動」、"就職"する企業を探す"活動"のことです(公務員を目指す方は公務員試験があったり、プロセスが結構違いますが)。

四年制大学に通うほとんどの方は就活解禁と同時に必ず通る道だと思います。

具体的な内容は、就職情報サイトに登録→各企業にエントリー→企業説明会を予約して参加→エントリーシート(ESと呼ばれるもの)を提出→複数回の面接→内定\( ^○^ )/っていうのが大体の感じですね。

 

かなりざっくり書いてますけど、まぁ、そんなにトントン拍子に行くものではないです。ハッキリ言います。辛いです。

"人生一度きりの就活です。楽しんでやりましょう!"とか書いてるサイトたまにあるけど、いや、楽しめないから。しんどいよ。

 

ビビらせてしまったらごめんなさい(笑)就活に対するモチベーションは千差万別だし、ポジティブな人、ネガティブな人でかなり感じ方も変わってくると思うので、辛いことがあるのは当たり前、それを軽く受け流せる心の準備をしておきましょう、っていうことをお伝えしたいなと思って、率直に書かせてもらいました。

 

と、まぁ、ここまではどこにでもありそうな就活日記のプロローグでしたが、ここからは一般論ではなく、私がどんな感じで就活ライフfeat.ジャニオタライフを送っていたのかを書いていきます。

 

 

 

1、就活における軸

 

就活を始めるとよく耳にするワードですよね。きっと耳にしないことなんて絶対にないと思います。

軸って人によって決め方は色々あると思いますが、ジャニオタが就活で企業を選ぶのに一番に考えるのは"現場に通いやすいかどうか"だと思うんですよね。

関西Jr.担で言えば、勤務地が大阪市内、17時半開演に間に合う時間に上がれる、有給が取りやすいとかかな?

私の場合は、基準がそこに一切ありませんでした

この時点で「ジャニオタが就活するのにこの人のエピソード参考になるのかよ…」っていうツッコミが薄っすら聞こえてきますね…最後までぜひ見ていってください…

 

 

まぁひとまず、私の就活の軸がどんなもんだったかをどうぞ。

 

○グローバルに働ける

少子高齢化が進む日本で、今後ほとんどの業界の市場が狭まっていくしかないと思い、ずっと日本に留まって働きたいという考えがそもそもなかった(くそまじめ)(使いたい人ぜひテンプレでどうぞ)

 

○絶対に総合職

→(責任は常に付きまとうけど)やりがいが欲しいし、それに何よりお金欲しいじゃん(こっちは結構不純な動機)(でもお金は本当に大事だよ)

 

大きな軸はこの2つでした。

見ていただいた通り、オタク第一に軸は考えませんでした。

1つ目の方は、海外留学していたことが影響している部分が大きいんですけど、ずっと日本にいるのはつまらないなぁっていうのが小さいときからあったので、就活だから考えたっていうよりもこうなったのが必然ですね。

(今後この軸はあまり使えなくなっちゃうと個人的には思っています。ほとんどの企業が"海外進出だ!"と言っているご時世なので、現時点で言う"人が好きだから、人と関わる仕事がしたい"と並ぶNGな志望理由になるんじゃないかな、、、?)

 

あとはファッションが大好きなので、出来るならば服に携わる仕事がしたいなぁとも思ったのですが、小売りはそれこそ市場が狭まっていくしかないと思ったので、アパレルは眼中にありませんでした。(もし考えるとしたら、まだ海外進出の機会が図れるデザイナーズブランドの営業とか生産管理だったのかな?)

そもそも服に直接触れる仕事(販売員とかデザイナーとか)ではなく、流行を作る仕事に興味があったので、例をあげるならファッション誌の編集が理想に近かったのかも。

 

まぁ、上記に書いてある通り、社会人になってもジャニオタがしやすいっていうことを一切考慮しなかったかなり稀有なタイプのオタクですが、実際に現場に通いながら就活してても途中で迷いがでることはなかったですね。

社会人になったら、学生のときみたいに自由に休みを取って、行きたい現場に好きなように行けるわけがないと思ってたので、それだったら週5日働く時間の方を充実させたいと思う社畜気質のあるやつなので(笑)

 

他の方が書いてるジャニオタ就活記録を読んでると、エンタメ業界の説明会が楽しいからぜひ行ってみるべき!って書いてる方が結構多いんですけど、私は端からエンタメとかマスコミを受ける気がなかったので、そこに脚を運ぶ時間もお金も無駄!それだったらその分現場行くわ!と思ってたので行きませんでした。だって、もしご縁があって入社することがあったら、たぶん満足にオタクできないと思いますんもん。

 

さて、こんなことを考えた結果、私はどの業界受ければいいんだろうと考え、一番に思いついたのが商社でした。海外に出張行くことは多いだろうし、収入もそこそこ、色んな人と出会う機会が多い業種だと思ったので自分が成長できるスピードが速そう、と思ったので商社ウーマンになる気満々でした!

私は”これだ!”と思ったら、それに向かって一直線で他のことが視界に入らないタイプの人間なので、そんな私がいかようにして内定をもらった企業に就職することを決めたのかという経緯を、現場に通っていたスケジュール含め、時系列で書きます!(やっと本題)

 

 

 

2、就職活動初期(11月~3月)

 

'17卒の就職活動は、解禁時期(企業がエントリー受付を開始する時期)が学部4年生(修士2年)の3月に変わってから2年目です。

それ以前は12月解禁で、その名残からか私が通う大学では11月から学内セミナー(企業の人事が大学に来て行うセミナー)が始まっていたのですが、とにかくやる気のなかった私は興味のある企業1社にしか行きませんでした(笑)もちろん3月1日にあった大規模な合同説明会なんて行きませんでした。だって人多いもん(笑)

※これが当たり前じゃないので、これを見てる就活をひかえている学生の方は真似しない方がいいと思います。

 

この時点でお分かりだと思いますが、インターンなんてものには参加してません。

絶賛、「少年たち」に通っておりました(ドヤッ)。

 

ちょうど今頃にインターンが行われている真っ最中だと思いますが、今から本当に行きたい企業があって、その企業がインターンに参加した優秀組を優先して採用するっていう企業なのであれば、人事だったりOBだったりにアプローチかけまくって、現場は全て捨てる覚悟でインターンに参加することを強くおすすめします!

 私自身はインターンなんて眼中になかったし、夏の舞台に全力を注ぎたかったし、後々行きたい業界はあまりインターン組を優先して採らない企業の方が多かったので結果オーライでしたが、大学の友達の中には"ちゃんとインターン行っておけばよかった…"と嘆いていた子がいたので、しっかり下調べしましょう!(結局その友達はインターン組を押しのけて第一志望のところから内定をもらっていましたが、全員が全員そういうわけにはいきませんしね…)

 

さて、11月の私は「クリパどうしよっかなぁ~いつ行こう~チケ業務しなきゃ~」しか考えてなかったですね…(今思えばクズだなぁと思うけど意識高い系就活生しかこの時期は動いてないかも)

その流れで12月はクリパに通いつめ、友達とご飯に行き、年末年始をゆっくり過ごし、1月、2月はだらだら過ぎていき、あっという間に3月になりました。

いよいよ就職活動が解禁になり、とりあえずは100社前後の企業にポチッとエントリーして、怒涛の説明会ラッシュで3月後半だけで約20社の説明会に参加してましたねぇ(遠い目)同時にESを書きまくってはコピペして提出しまくってました。

 

自分の就活の軸に乗っ取って、第一志望の商社と、業績が安定していて給料が良さそうな大企業にエントリーしていました。

中小企業の選考も大企業と同時期に始まってましたが、初任給は同じでも昇給の速さと額の違いから入社するのはな…と思ってました(これはあくまで私の考えで、中小企業がダメだっていう訳では決してないので、偏見は持たずに自分に合った就職活動することをオススメします)。

 

11,12月:関西ジャニーズJr. X'mas Show 2015ー19回

     Hey! Say! JUMP COUNTDOWN LIVE 2015-2016ー3回

1月:ラッキィィィィィィィ7ー1回 

3,4月:関西ジャニーズJr. 春休みスペシャルShow 2016ー10回

 

いやぁ、現場通ってるなぁ(笑) 本当に就活生かよっていう数ですよね(笑)

クリパですでに映画が決まってたので、この時点で舞台挨拶の予定も入れまくってました。

だって担当の勇姿はちゃんと見届けたいじゃないですか!その時、その瞬間に松竹座に行かないと、その時間はもう戻ってきませんからね!!!

 

 

 

3、就職活動中盤(4~6月)

 

4月も説明会ラッシュで約20社の説明会に行ってたんですが、何せ業界を絞りに絞りまくってたので、同じ企業の色んなセミナーに行ってた感じですね。数だけでいくと30ちょっとぐらいかな?

週に2日は家でゆっくりする時間が欲しい出不精の私は、1日に2つセミナーを入れて他の時間は家でES書いた後にテレビ見ながらだらだら過ごしてました。

 

4月からは色々な人脈を使ってOB訪問をしたりする時期だと思うのですが、これも面倒くさくて結局1社しかしませんでしたね。でも今思えば、社員の方にランチ奢ってもらえるし、人事には聞けないことも色々聞けるので、もっとやっておけばよかったなぁと思います(OB訪問で良いなと思ってもらえると上にあげてもらえる企業もあるとかないとか…)

 

5月頭にセクゾ大阪があったので、それを楽しみに4月は何とか乗り切り、5月中旬になっていよいよ面接がいくつか入って"いよいよ就活始まったぜぇ"って感じでしたね。

ここまでゆる~い感じで就活やってる風に書いてますが、内心は"ちゃんと内定もらえるのかなぁ"って不安で不安で仕方ありませんでした。

たぶんここ当たりが一番ナイーブな時期じゃないかなぁ… 周りは4月から面接が始まってたり、業界によってはすでに5月で内定が出てもおかしくなかったりするので、とにかく不安でしたね… まぁ現場は行ってましたけど。

 

 

私がエントリーしてた企業のほとんどが大企業だったので(それこそ年収ランキング上位の企業ばっかり)、面接が本格的に始まったのが6月1日からでした。

1日からの1週間は怒涛の面接ラッシュで、緊張して面接に臨んで、終わったと思ったら次の面接みたいな日々を過ごして、受けてはお祈りメールが来て、落ち込んで…っていうループでした。

忙しすぎてあっという間に日々が過ぎていったのですが、最初にネットでエントリーしていた企業は100社前後、ESを出したのが約25社、ES通過して面接まで進めたのが約15社、面接を受けて6月中旬に残った持ち駒が5社ぐらい…

Oh! My GOD!!!って感じでしたね(笑)いや、笑い事じゃねぇな、この時は。

え、全然進めないじゃん、やばくない?(震え)ってなってました。

 

 

4月:『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ』舞台挨拶ー梅田・札幌・八尾・名古屋・梅田 計7回

5月:Welcome to Sexy Zone Tourー4回

    某バンドのライブ

 

平日に入ってた就活の予定が終わっては、週末に舞台挨拶行ってた時期ですね。すでに懐かしい(遠い目)でも数だけでいけば3月までよりもかなり落ち着いてますねぇ、偉い偉い←

5月頭にセクゾ大阪が終わってからは、春松竹の千秋楽に発表されたANOTHERが頭の片隅にありながら就活してました。

 

 

 

4、就職活動終盤(7~8月)

 

6月中旬の時点で第一志望群の商社の持ち駒はほとんど残っていなくて、"このままじゃやばいかなぁ"と思い、ここに来てようやく業界絞らずに見るようになって(遅すぎる)、二次募集をかけてる企業にエントリーし始めました。ただ、ここでも大企業しかエントリーしないっていうかなり強気なスタイルのままでしたけどね(今だからネタとしてお話できる)。

新規エントリーと最終面接が並行している中、最終面接で落とされまくるというメンタルに一番くる事態が… もうこの世の終わりだ…と本気で思いました。

 

7月頭の時点で1つ内定は持ってたのですが、商社なのに海外に行けるチャンスも、給料もあんまりよくない、その割にあまり休みがなさそうっていう私の軸から大きく外れる企業だったので、とりあえず保留のまま就活を続けてました。

 

7月になって二次募集で面接に進み始めた数社に完全に絞って就活をすることに決め、"何としてでもANOTHERが始まるまでには終わらせたい!"っていうことだけを考えて面接を受けてました。

考えが就活生じゃなくて完全にオタク脳なので、目前の現場だけを見てタスクをこなしていきたいんです。そうです、ギリギリで生きていたいんです。

 

7月中旬になって、たまたまエントリーしていた某メーカーのグループディスカッションに通過し、一次面接も通過し、奇跡的にトントン拍子に進んで、最終面接に進んだ結果、内定をいただくことができました。

何となくエントリーした企業ではあったのですが、外資系なので海外に行くチャンスは世界中に広がっているし、給与面で不満はないし、総合職で女性が多く働いてる企業だし、「私が働く会社はここだ!!!」と思いました。

就活を始めた頃の第一志望の企業とはかなりかけ離れた業界ではあるんですが、ANOTHERまでに本当に働きたいと思える企業に内定をもらえたのは奇跡だなぁと思います。

 

改めて就活って本当に縁だと思います。私も入社することに決めた今の会社に内定をもらうまで、"就活は縁だ"なんて言葉は一切信用してなかったし、"内定ほいほい貰える高スペックたちの戯言だろ"ぐらいにしか思ってなかったんですが、本当に縁だと思います。

 

縁っていうワードがもしピンとこないのであれば、「自分の能力・努力と自分の持ってる運が重なるタイミング」が一番近い表現なのかなって思います。

運なんて自分で何とかできる問題じゃないだろ!と思った方は、それは違うと思います。運はジッとしてて増えるものじゃないから、自分が行動すれば出会う人も企業も増えるわけで、その結果が"運に恵まれる"、"ご縁がある"に繋がるんだと思います。

だから、どの就活サイト見ても、どの社会人の先輩に聞いても「色んな業界とか企業を見ろ」って言うんだと思いますよ。

私も初めの頃に就活の情報集めてたときは"行きたい企業あればそこに絞って全力注げばいいだけの話だろ"って思ってたけど、就活を終えた今、バカみたいな考えしてたなぁと思います。

いつでも自分の考えが正しいって考えちゃダメだなぁ、と。周りの人の意見に耳を傾けるってすごく大事だと思います。基本的に1人で何でもしたがる私が言うんだから間違いありません。

 

 

7月:乃木坂46 真夏の全国ツアー2016ー1回

8月:ANOTHER & Summer Showー9回

 

無事に内定をもらえることができたのでANOTHERは何の心配もなく全力でオタク生活を送ってました!ほんっとうに楽しかった!!!

 

 

 

5、総括

 

さて、何だかまとまりのない就活日記だと自分でも思うんですが、結構就活メインの流れになっちゃいましたね(笑)

結論を言うと、私は来年4月から某外資系メーカーに就職します。おそらく超多忙です。どこに行くかも分かりません。オタ卒できるかな!というよりしないといけないかな!

 

私は生まれも育ちも大阪で、関西Jr.担なので遠征する必要もない、就活中に選考の為に東京に行く交通費は実費で出したくないっていう節約オタクだったので、特にお金がすごいかかるっていう訳でもなく、オタク活動も就職活動もお互いに支障をきたすっていうことがなかったんです。

 

基本的なスタンスとしては働く上で"オタク最優先"で考えるということが一切なかったので、将来自分はどんな社会人として働いていたいか、どんな環境で自分を成長させることができるか、いかに賢くお金を稼げるかということが一番でした。

もしJr.担の方(じゃなくても)で同じような考えの方がいらっしゃれば、担当のことは一瞬だけ忘れて"これから長く働くかもしれない入社する企業"のことを一番に考えてみるのも良いと思います。

 

こんなことをだらだら書いてきましたが、もちろんオタク辞めたいなんて一度も思ったことありません!

もはや自分の人生の一部にジャニーズがあるので、出来るものならオタクは続けていきたいですが、担当に捧げる時間よりも自分に向ける時間の方が大事になるときがもしかしたら来るかもしれないじゃないですか。

それを考えるタイミングが私にとっては就活だったのかなと思うので、今回このような形で自分の記録用にブログとして書いてみました。

 

 

 

思ったよりも長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!

これから就活が始まる方、すでにインターンシップ等で就活を始められている方、社会人の方、さまざまな方がこの記事を読んでくださっているのかなと思いますが、少しでも何か感じるものがあれば幸いです。

 

 

 

p.s. どなたでもコメントできるようにしてあるので、あくまで普通の学生、普通(よりちょっと現場に入る回数が多いかもしれない)ジャニオタではありますが、こんな普通なやつでも、誰でも一度は名前の聞いたことのある企業に一応内定はもらえたので、就活のことでもオタ活のことでもお気軽にご質問どうぞ